65th2-3の記録

65th2-3の行灯責任者です!
先輩方に続き、65th2-3の行灯「厭離穢土」の制作過程の記録を書いていこうと思います。
(書こう書こうとずっと思っていたのですが、投稿が遅くなってしまいました…。2-3の記録が見たいと言ってくれた方、遅くなってすみません!)

主要メンバー

 中心となって全体を仕切ったのは行灯責任者2人です。
 2-3では、総責任者を除いた全員が必ず行灯・学プロ・全行のどれかに所属する仕組みだったので、主要メンバーは行灯担当の人達17人となりました。行灯担当メンバーの中で、色塗りリーダー1人・電飾リーダー2人・針金リーダー2人を決めました。

 作業は、行灯責任者が全行と学プロの事前準備を全く手伝えなかったにも関わらず、全行学プロ責任者を含めた全員に手伝ってもらいました!

事前準備 

クラス替え

 自己紹介で「去年行灯責任者をやっていました。今年も行灯で金賞取ります!」と言った人(後の行灯責任者)がいたので、「あぁ、行灯やる人がいるんだな」と思った記憶があります。2-3で去年行灯責任者をやっていたのは2人、去年電飾をやっていたのが2人でした。

行灯責任者・担当決め

 2014年4月18日(金)に、LHRで行灯責任者と行灯担当を決めました。行灯責任者は行灯制作においてクラスを仕切るので、男女1名ずつで正解だったと思います。
この日から2-3の行灯は始まったように思います。責任者同士で、行灯についてLINEで相談するようになりました。
 余談ですが、2-3は担任の意向により、3部門の責任者はそれぞれ男女1名ずつと定められていたのですが、女子がすぐに決まりませんでした。「行灯を頑張りたい!けど責任者として引っ張っていく自信はない」と思っていた私は担任の「迷っているならやったほうがいい」という言葉に背中を押されて立候補しました。その結果、この2-3の行責経験は私を大きく成長させてくれ、人生の幅を広げてくれました。本当に良かったです。迷っている人は、挑戦してみるべきだと思います!!

題材決め

 まず4月24日(木)の朝SHRが終わったあと、クラスのみんなにどんな行灯を作りたいか題材の意見を出してもらいました。様々な意見が出ましたが、その中で行灯で映えるものに目指す系統を統一して、土日に軽くスケッチを書いてきてもらうようにお願いしました。
 目指す系統は、このとき「虎を作りたい」という意見があり、迫力があっていいと思ったので「虎と人と何か動物をもう少し入れる・・」という感じでした。人と動物は外せないね、ということでした。

 スケッチをお願いしてからも、行責同士相談し、
・動物を戦わせる?
・「龍翔鳳舞」鳳凰で優雅さ・龍で気迫を表現する?
など案はたくさん出ましたが、はっきりとは決まりませんでした。

題名決め

 題名「厭離穢土」は4月26日(土)に決まりました。動物を戦わせる、というイメージで調べた四文字熟語の中から選んだので、バックストーリーは自分たちで考えました。
 新しい熟語の題名にもしてみたかったですが、なかなかいいものを思いつけず実現しませんでした。来年挑戦してみたいですね。

構図決め

 4月26日(月)、初めてデザインを提案しました。
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「竜驤虎視」という案がありましたが、虎と竜では64th2-2とかぶってしまう、ということで龍は却下でした。

 4月27日(日)、こんなデザインを提案しました。
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人の右腕下にも動物を入れたいね~、と話しました。

 4月29日(火)粘土第一弾を作りました。
 行灯の規格【長さ4.5m×幅1.8m×高さ2.5m】の縮尺20分の1で合わせています。
 紙粘土はすぐに固まってしまい、やり直し出来ない上にすぐ乾いて扱いづらくなってしまうので、紙粘土はおすすめしません。油粘土がおすすめです。また、細かいところを作るには粘土ベラが必需品です!細かいところのクオリティが確実に上がります。百均に売っています。

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(あたたかい目で見て下さい・・・。)
このとき改めて虎を作るのはとても難しいと痛感しました!!あまりにも難しくて、虎はやめたいと何度も思いましたが、迫力が虎以上のものが見つからず、結局虎に決まりました。

 右腕下には、鬼を入れてみました。(この鬼の角度では)62nd3-3と似てしまうのでだめだね~と話しました。鬼を入れたいという希望があったのですが、この角度以外にいい入れ方が思いつかなかったので鬼は消滅しました。

 虎などの獣は、形を分かっているようで分かっていないものです。行灯アレンジを加えると言っても、より本物らしさを出すためには、資料をよく見て観察することが大切だと思います。余裕がなくて私たちは行けませんでしたが、動物園に行って本物を観察する・写真を撮りまくるのもいいと思います。

 5月1日(木)、放課後行灯担当の人に残ってもらい話し合いをし、人+虎+何か(場時リスクやヒポカンポス、ヒッポグリフなど・・?)の3体を作ると決定しました。

 5月3日(土)、こんなデザインを提案しました。
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(顔が崩壊しているのは気にしないで下さい。また、2枚目の虎は過去のねぶたを参考にしています。)
 新しい構図を求めて2刀流にしよう、と考えていました。ですが最終的に片手持ちになったのは、スペースが足りないという理由からです。

 当初は絵のように、左腕の下に虎がいたのですが、このように虎を低く潰してしまうと左肩の上スペースが空いてしまうということで、虎と蛇は反転させました。

 5月5日(月)、粘土第2弾を作りました。
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(虎は、下手をすると狐にもなりうるということが分かります…!)
方向性は、中央に人・左に虎・右に蛇と決まりました。
これを参考に支柱設計をしてもらいました。

 3体を作ることに関しては、いつの間にか決まっていました。2年生は毎年部活が忙しく人手不足になりやすいと言われていますが、頑張って3体まともなクオリティで完成させよう!という目標でした。

 5月11日(日)、粘土第3弾を作りました。
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この頃には大まかな支柱設計は出来ていました。
あまりに一般的な虎と蛇なので、何か工夫が出来ないかということでマルチタイガーや蛇に翼を生やすことを考え始めました。

 5月14日(水)、蛇の右腕への巻き付き方を研究しました。
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 5月18日(日)、だんだん粘土が最終的な完成系に近づいてきました。
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 虎の胴体と手の角度を、人の右肘を虎の胴体に乗せられるように・かつ迫力が欠けないようにすることに苦労しました。

 5月20日(火)、やっと油粘土で納得のいく作品が出来ました。
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 5月24日(土)、6時間かけて最終目標形の紙粘土を完成させました。
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紙粘土で作り、ポスターカラーと水彩絵の具で色塗りしました。

どういうことを意図して構図を考えたか(題材のコツ?)

迫力があって華やかかつ勢いのある、充填率の高いデザインを心がけました。

支柱設計

SketchUp2014で設計してもらいました。
5月11日(日)には大まかな支柱設計は出来ていました。

責任者1人に任せてしまいました。ありがとう!
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設計者の意図

ソフトの使い方

斡旋販売

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写真のものを買いました。(見づらくてすみません)

 後に買い足した物は、
・ユニクロをとめるネジ(これがないと支柱作成が進まなくて大変です!)
  ※今年のユニクロに合ったサイズは、長さ2~3cm、幅3mm程度で
   頭が大きいもの
・アクリルガッシュ(くろ、しろ2、あか、しゅいろ、きいろ、あお、)
・スポンジとガーゼ
・ロール紙125枚
・絶縁用ビニールテープ2個(?)
・ステープル

道具持ち込み

 他に、クラス内で呼びかけて
・色塗りでの型に使うクリアファイル
・ペットボトル2L
・トレー(サイズは問わない)
をそれぞれ大量に持って来てもらいました。

 他に集めた道具は、
・電動ドライバー
・缶
・新聞紙
・げんのう
・さしがね
・メジャー
・はさみ
・霧吹き
・ペンチ
・ラジオペンチ
・ワイヤーカッター
・のこぎり
・カッター
でした。紙皿・紙やすり・ニッパー・軍手・かんな・ビニール手袋・ビニールエプロン等も持ってきてもらえました。

持ち込み道具の保管場所は細かくルールで決まっており、減点の対象となるので気をつけましょう。アークスからもらってきたダンボール4、5個に入れて保管しました。

 ビールケースは、ビールケース持ち込み期間の5月26日(月)~30日(金)に担任に持って来てもらえたので、ビールケースを借りられない苦しみは味わいませんでした。

役割分担

行灯担当者15人を虎・人・蛇の3グループに分け、リーダーを決めました。振り返ってみると、グループ分けにはあまり関係なく作業をしてもらいましたが、分担したほうが気持ち的にやりやすい気がします。
虎は小さめなことに加え、作りが難しく精密に作りたかったので少人数体制の5人、蛇に確か6人くらい?、残りの人に多めの人数を割り当てました。
責任者は全体指揮に、1人は虎寄り・1人は蛇寄りでした。

格子

 主に、虎・人・蛇の2グループのリーダーさんに格子をどのように作るか絵で描いてきてもらいました。格子を書いてきてもらう人をお願いした頃には6月10日~13日の前期中間考査が近づいていたので、少し無理を言ってしまいました…。

柄・模様決め

 色塗りリーダーを中心に、女子の色塗りガチ勢の3人と行責で相談しながら決めました。和柄がたくさん載った本を借りてくると、イメージが沸きやすいです。

 折り紙で色合わせをしました。イメージしやすくてとても良かったです。
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準備期間まとめ

 細かい模様や色を決めるのを残して、大まかなデザインは決まった状態でスタートしました。前期期末直前に行灯の相談をしすぎて「何が行灯ガチ勢だ、勉強から逃げているだけじゃないか」と親に言われないよう、考査前には勉強に集中出来るような準備を早め早めにしておきましょう。

行灯(学校祭)期間

 テント内で時間を確認して、危機感を持つために6月23日百均の時計を持ち込みました。また、音楽を大音量で聴くため電池式のスピーカーを持ち込みました。みんなで朝はゆずやクラシック、放課後はアナ雪を楽しく聴いたのは良い思い出です♪

 朝7:15~から8:15には片づけ、昼休みもすぐ来て作業、放課後も行6:15まで作業という生活を1ヶ月続けました。
作業が終わってからもLINEでその日の進んだ作業と明日やるべき作業の確認や、デザインの細かい調整をしました。夜から、朝の4時半まで相談し続けて1時間弱しか眠れなかったときもありました…!笑

 人の髪・髪飾り、炎、背中の絵、などは相談して今の形になりました。左手に巻物か旗を持たせる予定でしたが、時間的に叶いませんでした。

実際の行灯が出来るまで~

 時間軸に沿って話していきます。
※4週間目から、疲労のあまり行灯日記をつけなくなりました。
 情報不足ですみません。
 下絵を完成させた日だとか、肝心なところが所々抜けているので加筆していきたいと思います。

1週間目

 前期末考査最終日・行灯初日6月13日(金)は豪雨でした。木材は水でゆがみ、土台のボンドは全く乾かないなどとても大変でした。効率が下がって作業が全然進まないので雨には要注意です…。ボンドが乾燥する前にかすがいを打っても大きな問題はないことが分かりました。ホースを用いた水抜きをやってくれる人も必要です。
 雨の中での作業に備えるには恥ずかしがらずにカッパを着るのと、マニュアルなどの紙類はファイルに閉じるのがいいです!
 
 このとき初めて、支柱を立てて止めるときに使う、ユニクロを止める木ネジがないことに気づきました。あわててビバホーム新琴似店へ買いに行ったところ、ユニクロの穴にネジが通らない!痛恨のサイズミスでした。現物のユニクロを持って行ったらこの間違いは防げたと思います。2-3はお金の立て替え・持ち帰り禁止だったため、時間的にこの日買いに行き直すことが出来ず、ユニクロでの固定は出来ないままでした。

 進度は、テントを立て終わって土台も完成して、支柱を3~5本立てられた程度でした。雨の影響もあって、残念ながら初日に支柱を立て終わることは出来ませんでした。

 6月14日(土)、この日は午前中は土曜講習、午後から行灯作業の日でした。
 なくてはならない木ネジをゲットするべく、まずは24近くの石黒金物店へ開店時間すぐに行きました。残念ながらここには適したサイズの木ネジが大量には売っていなかったので、ビバホーム新琴似店へ行きました。北高周辺で木ネジのような道具が売っているお店はビバホームまで行かなくても、検索すれば石黒金物店などがあるので調べてみるといいです(ただし開店時間に注意)。講習1時間目を取っていないと、その間に行灯の買い出しに行けるというお得なこともあります。笑

 男子に支柱を立ててもらいましたが、結局終わりませんでした。
女子にはひたすら細金を15cmぐらいに切ってもらいました。最初は約50本で束にして、ダンボールに入れておきました。ついつい女子グループで話し込んでしまいがちなので、2人組になって2,3本まとめて切ると早くて効率がいいかもしれません。

 6月15日(日)、家で虎の格子を書こうと思いましたが、難しくて断念。
虎という意見を出してくれた人に格子を書いてもらおうと思いました…。

2週間目

6月16日(月)、朝は水抜きから始めました。水が多すぎてバケツをたくさん使いましたが、下にバケツを運ぶために4~5人待機してもらったのは多かったです。
 めでたく支柱が完成しました。なので、電動ドライバーを他クラスに貸したり。刀の支柱は付けてしまうと邪魔なので、後まわしにしました。(これが、行灯行列当日に私たちを苦しめることになります…。)
 支柱が完成したのでそれぞれ決めた担当のものを、太金で形づくり始めました。虎の顔や、人の胴体などです。
…放課後テントに忘れ物をしないように気をつけましょう。

6月17日(火)、太金で、虎の胴体・人の肘・蛇の輪などを作り進めました。太金が1割程度出来ました。
作業4日目にして、私が注意力散漫でボンドをこぼしました。蓋はしまっていると思っても空いていることがあるので気をつけましょう!!←
 行灯作業中に呼んでほしいあだ名を知りたいなと思い、クラスラインで聞いたんですが、誤ってクラスラインを凍結させてしまいました…。気をつけます。

6月18日(水)、既に太金を2束ほど消費。太金が25%くらい出来ました。メジャーが2個では足りないと痛感しました。ステープルが必要になりましたが、買っておらず使えませんでした。
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 6月20日(金)、 太金を更に4束、計6束ほど消費していました。仲間の、他クラスの人を騙す作戦に恐ろしくなりました。笑

 6月21日(土)、プチ事件発生。この日は、色塗りリーダーの人達の部活の都合が唯一合う日であったため、まとめて色塗りの道具を買ってきてもらう予定でした。しかし「各部門の責任者は、週末までに使うお金は予め金額を会計に申し出ておくこと!土日、担任は不在」と言われていたのにも関わらず、行責が会計に言い忘れてお金をもらい損ねてしまいました。2-3では立て替えも他の先生から借りることも禁止なので、結局この日買い出しに行ってもらうことができませんでした。行責のミスで予定を狂わせてしまってごめんなさい。
 木の上に置いておいた電球が入った箱を、落としてしまったりもしました。幸いなことに電球が割れなくてセーフでしたが、安定した配置にしようと反省しました…。

6月22日(日)、どう残りの空間を埋めるかや、人の頭の装飾・服の柄や色を構想しました。

3週間目

 6月23日(月)、時計を持ち込みました。初日から付けるべきでした!!百均だったので、最終日までには割れて使い物にならなくなってしまいました。

 6月24日(火)、更に太金を3束、計9束ほど消費しました。少し太金作業が停滞気味?当時余ったら山分けしようと考えていたのは、甘い考えだったと分かります(あとで買い足したため)。
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 6月25日(水)、既に作っていた人の胴体と袖を、もっと前傾に・なびかせるように、改造することを決定しました。
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6月26日(木)、電飾も進め始めてもらいました。

 6月27日(金)、#12を5組の#14と交換しました。3組では#12が使いやすくて人気だったので丁度良かったです♪生徒会の紙貼り作業開始申請締め切りでしたが、とても紙貼りには入れなかったので、1枚無理矢理貼り申請完了しました。

  6月28日(土)、5組と同様の交換をしようとしたところ「3組の太金は酸化してる」と言われたので、その分多く渡しました。笑
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  6月29日(日)、疲れがたまり、色々決めなければいけなかったことを決められませんでした…。

4週間目

 7月2日(水)、テントに行責しかいないという過疎に陥って困りました。
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  7月5日(土)、ありがたい差し入れの時間が重なってしまい、差し入れには量と時間に気をつけないといけないことを学びました。
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最終週

  記憶があまりないので、ここでは大部分を割愛させていただきます。

 7月6日(日)、「やっぱり下絵があったほうがいいね」ということで、やっと下絵をきれいに描きました(遅すぎる!!!!!)。
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ノリノリで色をつけていったりするのはとても楽しいですね・・・♪
当時は頑張って顔を描いたつもりだったんですが、今となってはなんだこれ恥ずかしいです。
旗を持つ予定で、針金でも作ったんですが、やっぱりないほううが蛇が目立つ、ということでカットされました。
針金はそのまま題名のミニ行灯へ再利用されました。

 7月8日(火)、太金がかなり少なくなってしまったので、ビバホームへ買いに行ってもらったところ、銀色の太金は売り切れ!仕方がないので、緑色のを買って来てもらいました(価格は確かそんなに変わらなかったので)。その緑色の太金で髪を作ってもらった人によると、「(同じ#14の銀色の太金よりも)柔らかくて扱いやすい」とのこと。紙を貼って光を通しても、大きく目立つことはなかったので、緊急時にはアリなのかもしれませんね・・・。
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 7月9日(水)から、虎で、何も塗っていない白い紙を貼ってからの後塗りに挑戦しました。
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要領は貼る前の色塗りとほぼ同じで、違うのは水をほぼ入れずに・ぽんぽんと直接貼られた紙に塗ったことです。
全体のバランスを見ながら塗っていこうと思っていましたが、白い紙を貼り終わるまで待ちきれなかったです。

 調子に乗って顔部分(特に鼻)を重ね塗りしすぎて、光に透けたとき汚くなってしまいました・・・。
色は重ねすぎないことが望ましいようです。
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(7月10日(木)撮影)

紹介文決め

 変なこだわりにより、制限の120字ぴったりに仕上げました。厭離穢土のバックストーリーは紹介文の通りです。理解し難いと思いますが、人vs虎・蛇のつもりで作りました。

行灯行列当日

 お昼ご飯を食べる余裕はありませんでした。
 2-3は「女子は進度的に浴衣を着られたら着よう」ということで、浴衣も全員に持ってきてもらったのですが、残念ながら着られませんでした。顔の紙貼り+墨入れが遅れた上に、頭の接合・更に刀の取り付けに大幅に時間を取られてしまったからです。女子のみんなには申し訳なかったです。もっと計画的に作業を早く進められていれば…と反省しています。

 作業が遅れていたので、生徒会長の開祭宣言(?)も全く聞けませんでした。
女子の細かい気配りのおかげで、紙を貼っていないところは張られ、色が足りなくなったら色を作って塗って乾かし、どんどん完成に近づいていきました。直前に完成出来たのは、全員が自分にできることを考えて行動に移してくれたおかげです。本当にありがとうございました!!

 鳴子を行列で鳴らすつもりで買っておいたのですが、荷物を教室に運んでもらう前に鞄から取り忘れたので持てませんでした。笑
着替える余裕もなかったので、行列の準備は朝からあらかじめしておいたほうがいいということですね!

 行灯行列中、最高のテンションでした。
「さぁー皆さんっ元気出してっいっきーまっしょーう!!」
「おーっさおっさ!(おーっさおっさ!)おーっさおっさ!(おーっさおっさ!)」
「ラッセーラー、ラッセーラー!(ラッセ~ラッセ~ラッセ~ラ~!)」
最高でした。
 唯一心残りなのは、行灯が光っている状態で集合写真を撮れなかったことです。写真屋さんは明るいうちにしか撮ってくれないので、携帯でや写真部の人に必ず撮ってもらうべきです!!!ちゃんと写っているか確認しましょう。

全行の日 

 行灯にしか着手していなかったので、全行は心から初めて楽しませてもらいました。全行担当の人も大変だっただろうなぁと心にしみます…。
 全クラスの発表が終わったら、行灯の結果発表があります!!
「2年生の、金賞は…………」
この間に、床をみんなで叩くのが楽しくて仕方がなかったです。

学プロの日 

 シフトが入っていないときは、先輩方の行灯をよく見ておきましょう。儚い行灯の命を今のうちに楽しんでおくべきです!!駐車場に行ったら、素敵な人に会えるかもしれません。今年はとっておきの人に会えましたっ!!

反省

 金賞を取れた後の目標は、2-3の行灯を旭川に連れて行ってもらうことでしたが、叶いませんでした。する気じゃなかった解体は、既に電動ドライバーを持って帰ってしまっていたので効率が良くなかったかもしれません。解体にも電動ドライバーがあると便利です!

こうすればよかった

 電飾で蛍光灯を使うことが出来なかったので使えたら良かったです。
また、目の点滅などが出来たらもっと楽しかったかもしれません。
まだまだあります。…

責任者としてどう動いたか

来年にむけて

 今年浴衣を着られなかった最大の要因は、頭を取り付けるのが遅れたことでした。頭を完璧に作り上げてから接合するのも悪くないですが、計画的に作業するべきでした。
 最後には、紙が足りなくなりました。全学級に余ってる紙がないか聞いてまわってもらいましたが、どこにも余っていなかったようです。余分に買っておいて、破れたとき用などに色も多めに作っておくと安心できます…。

あとがき

 せっかく虎を作るからには、「歴代行灯で最も虎の上手い55th3-3を超えたい!!」と虎の資料を地元の図書館から多く借り、研究に研究を重ねて行灯作成に挑んだのですが、結局超えることが出来なかったのでとても悔しいです。行灯責任者だったのにも関わらず、ほぼ虎の顔しか作っていなかったのはいけなかったと反省しています。ご迷惑おかけしました…。

 北高は行灯という素晴らしい行事があります。北高に入学して、行灯の楽しさを知ることができて、本当に良かったです。

 だらだらとした記録を、見て頂きありがとうございました。
誤字脱字・間違いは教えていただけたら幸いです。
 
 まだ来年も行灯を作れるという喜びを噛みしめながら、最高の行灯を作りたいと思います!!

                                                        2-3行灯責任者

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