烈夏七夕まつりレポート(2015)

烈夏七夕まつりレポート(2015)

2015年8月1日(土)旭川で行われた「烈夏七夕まつり」に行ってきました!
ここでは、来年以降烈夏七夕まつりに行くとき参考になるような情報をまとめたいと思います。

そもそも

 甲乙人さんの言葉をお借りして↓
烈夏七夕まつりのことを知らない方に説明しておくと、毎年北高の行灯を使って頂いている旭川の夏祭りです。学プロが終わった後にいくつかの行灯がトラックに積まれてどこかに持っていかれるあれです。

烈夏七夕まつりの方が、行灯行列を審査員席で観覧されていて、どの行灯を旭川に持って行くか決めているようです。選考基準は烈夏独自のもので、北高の点数とは関係ありません。


烈夏七夕まつりとは 

 今年は7月30日(木)~8月1日(土)に「旭川夏まつり」が行われました。

「いま 北の大地が燃える!」
オープニングを飾る「道新納涼花火大会」、観光旭川音頭にのせて市民4,000人が踊り歩く「市民舞踊パレード」、荘厳さと質量感のある神輿の連行「大雪連合神輿」、 山車・踊り隊が練り歩く「烈夏七夕まつり」が開催されるほか、「大雪さんろくまつり」、「YOSAKOIソーランナイト」、「ディスコナイト」など多彩な行事で賑わいます。
旭川夏まつり実行委員会より)

 今年は初日に花火大会、2日目にYOSAKOIなどがあり、最終日に烈夏七夕まつりが行われました。
 烈夏七夕まつりの公式ホームページ
2014年の動画15:02あたりで、65th3-6の行灯から炭酸ガスが噴射されている様子が見られます。

この、烈夏七夕まつりでの『山車(だし)の練り歩き』に、毎年北高行灯を使ってもらっています。
 山車は全部で20台程度あり、各参加団体さんがそれぞれ、自分の団体の山車をプロデュースしています。北高行灯を乗せてもらっている山車・扇形のねぷたが乗った山車・ねぶたが乗った山車・旭山動物園の広告を大々的に行っている山車など、様々です。
 山車を飾り付け、人を乗せ、かけ声に合わせて盛り上がって引っ張って行き、常磐公園から昭和通りまで練り歩くお祭りです。山車コンテストも行われているようです。全ての山車が最終地点に到着するフィナーレは、22時頃です。

山車のスタート地点・まつり当日の待機場所は、常磐公園の広場です。
山車は、出発する順番に反時計回りで円状に並んでいます。まつり本番よりも、近くでじっくり見学出来ます。行灯は、正午には広場にスタンバイしています。山車を管理する参加団体さんによって、直前まで行灯にブルーシートをかぶせて保護していたり、山車には乗せずそばに置くだけであったりします。

 詳しい時間や場所は、去年の烈夏七夕まつりレポート(2014)を見て下さい。
 「烈夏七夕まつりに行灯を見に来た!でも、いかにもまつりらしい屋台などの食べ物も食べたい」という人は、同日に開催していたさんろくまつりに行くのがおすすめです。常磐公園から少し離れた3条6丁目を中心として、屋台の食べ物屋さんが多く出ていました。


見に行く人

 去年行った北高生は、3年生2人と当時2年生の私1人の計3人でした(たぶん)。
 今年行った北高生は、私が会った中でも3年生17人・2年生2人・1年生1人と、計20人。2年生は私が会えなかっただけで、少なくとも他にもう1人いたようです。去年と比べて、烈夏七夕まつりレポート(2014)にある甲乙人さんのコメント通り、急増しています(笑)


行く手段

 公共機関で行くのであれば、日帰りか宿泊していくか二択で決めてから行きましょう。日帰りだと、フィナーレの22時までは見られません。フィナーレまで見たいのであれば、日帰りはきついです。あらかじめ宿を予約しておくのがいいでしょう。
 また、まつり終盤はすごい人混みで、駅やバス乗り場まで辿り着くのに時間がかかります。乗り遅れないように気をつけて下さい。

①高速バス

 バスの行きは常磐公園に近い停留所で降りましょう。降車時、帰りの乗り場が異なる可能性があるので、場所をあらかじめ確認しておくと安心です。できれば帰りは、始発の旭川駅から乗るのがおすすめです。

②JRの特急

 日帰りだと、終電が21:50なので(2015年現在)、やはりフィナーレの22時までは見られません。

③自家用車 

 一番のおすすめは、親御さん等に車で送迎してもらうことです。高速道路を利用し、料金は片道2000円前後でした(2015年現在)。

 親御さんも車から降りてまつりを見る場合、注意してほしいのは[駐車場]です。
 お祭りの交通規制が17時頃にかかります。夕方17時までは、旭川市中央図書館と常磐公園を利用すれば、公共駐車場に無料で停めることができます。また、旭川市役所の地下にも、22時までの有料駐車場があるようです。17時以降・市役所の地下駐車場が満車だった場合には、周辺にたくさんある夜までやっているコインパーキング(ほぼ満車ですが)に停めます。

ただし、市内中心部の駐車場だと、交通規制前に停めたはいいが、交通規制解除まで車を出せなくなってしまうコインパーキングがたくさんありました。

いずれの駐車場も、早い時間に停めないと満車になってしまいます。

 我が家は、交通規制がかからず車の出入りがしやすい四条通りのパーキングに停めました。料金は800円くらいです。


いざ行かむ

 13時頃に常磐公園に到着しました。
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山車の紹介

 参加団体さんによって、だいぶ違います。どの行灯をどの参加団体さんの山車が使うのかは、あみだくじで決めたそうです。それぞれ参加団体さんの作業開始時刻には差があり、提灯やのぼりなどの飾り付けも異なります。
また、北高生の行灯の電飾のままでは点かないところがあるため、電気の専門家を呼んで、全て直してもらったと聞きました。

1-6

 北高行灯が乗った山車で一番早いスタートでした。
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2-8

 クレーンで乗せるのですね…。目の前で行灯が宙に浮いているのを見るのは、なかなか衝撃的でした。
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3年生

 事前申し込み(後述)をして、正式にまつりに参加している人もいました。

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(良い写真がなくてすみません…。)



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学校では烈火賞と伝えられた気もしますが、烈夏七夕賞なんですね♪

おまつりの最中

 太鼓やかけ声など大音量でにぎわっており、友達と会話しづらいほど音圧がすごいです。沿道は人混みで歩きづらいです。スリに気をつけましょう。

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66th3-8のお話

3-8の行灯を乗せて頂いたのは、去年65th3-6の行灯を乗せていた「旭川市管工事業協同組合」さんでした!!!!

※※※以下の出来事は、たまたま今年3-8の行灯を旭川市管工事業協同組合さん(以下、旭管協さん)が乗せてくれたおかげで実現したことです。どのような行灯が乗った山車になるか、また私たち北高生への対応などは異なる場合があります。

13時頃、常磐公園に着くと6台中2台の行灯はブルーシートをかぶっており、どの行灯か分からない状況でした。「去年3-6がお世話になっていた水道の業者さんの行灯…もしかして今年は3ー8…!?」ブルーシートをよく見てみると、題名の看板がほんの少しだけ出ていて、題名「風雲児、姫君の奪還」の「奪還」部分だけ読めて、3-8だと分かったときは興奮しました。

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つっかえ棒でブルーシートをめくっていきます。紙に当たって「ビリッ」と鳴った音は、聞かなかったことにします。笑



そうして嬉しいことに気づきます。
めくられた3ー8の行灯の悪霊の口をよく見てみると…、炭酸ガスの管が出ているじゃありませんか!!!!! ゚(゚´ω`゚)゚。♡
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実は、去年3-6,3-8の行灯から炭酸ガスが噴射されているのを見て、今年の3-8も自分達で炭酸ガスボンベを付けて、行灯行列の時にも噴射させたかったのです(実際には出来る人がいなくて叶いませんでしたが)。なので、念願の夢の実現でした!本当に嬉しくて、ひとり飛び上がっていました。



 そして、山車の準備をしていた旭管協さんに話しかけ、行灯を作った3-8の者ですと挨拶しました。

それから、旭管協さんのうちわ・烈夏七夕まつりの木札を頂いたり、「如水」と背中に書かれたはっぴを貸して頂いたりしました!
また、旭管協さんの開祭式で「行灯制作者さんから」という挨拶をさせて頂きました。同時に、北高行灯の紹介もして頂きました。



 許可をいただき、山車に乗らせてもらって記念写真など撮っていると、あっという間に一番山車の出発が始まりました。旭管協さんはオオトリの二十五番山車だったので、それから出発までは時間がありました。

出発してから、一緒に山車を押させてもらったり、沿道の観客にお餅を配らせてもらったりしました。

「れーっかれっか!」「ソイヤ!ソイヤ!」(煽り煽り)
「れーっかれっか!」「ソイヤ!ソイヤ!」(煽り煽り)ブシュ~~ッ!!!

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 リズムに合わせて、悪霊の口と行灯の前から炭酸ガスが噴射。行灯行列当日点かなかった悪霊の左手も点いており(感動)、気分は最高でした。



 22時頃、烈夏七夕まつりは無事終了。行灯を乗せていない山車は、来た道を戻っていました(常磐公園に戻るのでしょうか?)が、行灯を乗せた山車たちは、その先へ。会場から少し離れた道北バスの駐車場を借りたようで、そこで山車の解体・撤収作業を行っていました。3ー2の行灯が、山車から下ろされて床に置いてありました。
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旭管協さんの山車も、呼びかけの後テキパキと片付け・解体。皆さん手早く撤収していました。
 このとき、行灯の消灯…。
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行灯は、クレーン車が待っていたのでクレーン車で下ろすのかと思いきや、行灯の土台を留めていたボルトを外し、山車から男手で下ろします。大切な行灯が、傾いてそのまま壊れていまいそうで「キャー!」と叫ぶ私たち(ご迷惑おかけしました)。

床に置かれた行灯と、本当に最後の、涙のお別れです。ここで思ったのは、「はさみとワイヤーカッター持ってくれば良かった!!」ということ(一生懸命色塗りをしたところを持って帰りたいのです)。
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あれ?外したこの看板…
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ダメもとでお願いすると、快く譲って頂けました。ありがとうございます!!! 担任に許可をもらったら、教室にトロフィー代わりに飾りたいと思います(北高に家が近い人に持って帰ってもらいました)。



3-8の行灯を乗せてくれた旭管協さんは、常に北高生と丁重に接して下さり、私たちは大感激でした。
旭管協さんのお陰で、受験生ではありますが、最高の夏の思い出が出来ました!
炭酸ガス・うちわ・木札などなどに加え、挨拶等もさせて頂き本当にありがとうございました!!この場を借りてお礼申し上げます。
この感謝と感激の気持ちが、この記事で他の北高生に少しでも伝わったら嬉しいです。


まとめ

ダメ押しですが、
・山車は参加団体さんによって異なります。
・どの行灯がどの参加団体さんに乗せてもらえるかは、あみだくじで決められています。
・行灯を乗せた山車の練り歩きに一緒に参加したいのであれば、事前申し込みが必要です。
・車で行く場合、遅い時間の駐車場に気をつけて下さい。
・終電で帰る場合、乗り遅れないように乗り場や道をあらかじめ確認しておくのがおすすめです。
 また、おまつりで高揚した人で混んでいるので気をつけて下さい。

烈夏七夕まつりは、行灯行列から約3週間後に、行灯と再会出来るラストチャンスです。
行ける方はぜひ行って、夏の思い出を作りましょう!!

乱筆・乱文お許し下さい。何か間違いがあればコメントお願いします。


お読みいただきありがとうございました!




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