和のあかり×百段階段 レポート

「和のあかり×百段階段」展 ~日本の祭り、12 のあかり~ とは

「和のあかり×百段階段」展 ~日本の祭り、12 のあかり~は、東京の目黒にある目黒雅叙園の百段階段で行われた展覧会です。
2015年7月3日から8月9日までで、私は最終日に行ってきました。
日本の祭りの作品や和紙を利用した作品など、「和の灯り」を楽しめる展覧会でした。

7つの間

百段階段には7つの部屋があり、それぞれにテーマが決められていて作品が置いてあるという感じでした。
それぞれどんな作品があったかを書いていきます。

十畝の間 - 葛飾北斎と江戸職人のあかり

いわゆる“行灯”などがありました。

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漁礁の間 - 祭りのあかり

次は漁礁の間で、ねぶたは漁礁の間にありました。

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ねぶた屋のメンバーの面 (写真左から立田龍宝さん、北村春一さん、手塚茂樹さん、外崎白鴻さんの面) がそれぞれ一つずつ展示されており、一つの作品となっていました。北村春一さんの面以外(?)、2014年に実際に大型ねぶたに使われたものです。

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少し見にくいですがこの作品の説明です。4つの面で酒呑童子の作品になっているようです。酒呑童子は2014年の北村春一さんのねぶたの題材ですが、面はすべて (北村春一さんの面はこれ専用に作られたのか他で使われたものなのかわかりませんが) 他の題材で作られたものです。この作品にあわせて表している人物も変えられていました。例えば、外崎白鴻さんのねぶたは白藤彦七郎だったのですが渡辺綱に、手塚茂樹さんのねぶたは雷神だったのですがここでは酒呑童子になっています。

この漁礁の間では囃子の音が鳴っていました。

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草丘の間 - 夏のあかり

こちらは風鈴の部屋でした。風鈴の音が涼しげで心地よかったです。

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静水の間 - 闇夜に浮かぶ月のあかり

星光の間 - 草木のあかり

清方の間 - 和紙のあかり

頂上の間 - 提灯のあかり

パブリックスペース 招きの大門 - 祭りのあかり

こちらは入場料を払わなくても見れる目黒雅叙園のパブリックスペースです。

気づき

行灯関連

  • 奉書紙の質がまったく全然違う。障子紙に近い気がする。ペーパーミツヤマの奉書紙とは違って糸が見える。
  • 色は「塗っている」というより「染み込ませている」といった方が近い。染料のおかげ?
  • 刀の幅は10cm程度。電飾はLEDテープを使っていた。もしかするとこの展覧会専用かも?普通に光っていた。
  • やはり電球色は強い。雰囲気が…。
  • 66th大賞の紅葉もそうだけど、しみじみとした感じというか、そういうのを行灯に使うのはよさそう (語彙力がないのでこういうのなんていうかわからないのですが、古文だと「あはれ」な感じ)
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写真

  • 露出補正とホワイトバランスの設定で全然違う写真が撮れる

いい感じな写真を撮れるようになりたい。

感想

行ってよかったです。
学生料金で600円だったのですが、10倍出してもいいくらいでした。
浴衣を着ている人もたくさんいてかなりいい雰囲気でした。
他にも「和のあかり」的なイベントがあれば必ず行きたい。