2013/08/11 (Last Update: 2015/05/12) 編集履歴
構図が完成した後にするのは土台設計です。
ここではTrimble社が出しているフリーソフトのSketchUp Makeを利用して作っていきます。
なお、SketchUp MakeはもとはGoogle SketchUpという名称でした。
また、ここで紹介しているやりかた以外にもっと良いやりかたあるよという方は教えていただけると嬉しいです。
私が考える土台の役割を挙げてみます。
気がつくと思いますが、支柱の数によってメリットとデメリットがあります。針金にとっては支柱は多いほうがよく、電飾にとってはあまり多すぎると均等に光らせることが至難の業になってしまいます。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
以上を考慮して、バランスよく支柱を入れます。
針金か電飾が作ることになると思います。どちらかが一人である程度作ってそれから相談という形にするのがいいです。
SketchUp Makeから。フリーでダウンロード出来ます。
以上でダウンロード出来ます。
あとは自分のOSに合わせてインストールしましょう。
SketchUp Makeを起動します。下のように、テンプレートからProduct Design and Woodworking - Millimetersを選択します。
Start using SketchUpを押すと下のような画面になります。
まずは45mm * 45mm * 3650mmの木材を作ってみましょう。
まずは下の写真のように、長方形に斜線が入っているようなアイコンをクリックします。
次に適当なところをクリックしそのままドラッグすると、下のような平面ができます。
右下のDimensionsと書いてあるテキストフィールドに、45mm, 3650mm と打ち、エンターキーを押してください。すると縦・横の長さが 45mm, 3650mm になります。
次に直方体に上矢印が書いてあるアイコンをクリックします。
先ほど作った平面をクリックし、上にドラッグすると、平面が持ち上がり立体になります。
右下のDistanceと書いてあるフィールドを45mmにし、エンターキーを押します。すると高さが45mmに調節されます。
以上で45mm * 45mm * 3650mmの木材を作れました。
同じ長さの木材を何度も使うので、コピーできると便利です。
まず下のように矢印アイコンを選択し、コピーしたい木材を囲むようにマウスドラッグします。
次に、Windows なら ctrl-c、Mac なら command-c をうちます。これでコピーできます。
そして、Windows なら ctrl-v、Mac なら command-v をうつと、コピーしたものをペーストできます。
土台を作ってみます。
まずメジャーを使って印を付けます。
印に合わせて直方体を作ります。
次に斜めに入れる木材を作ります。まず45*45*600の直方体を作ります。
Tools -> Protractorを選択します。
その状態で直方体の頂点をクリックします。
角度の起点を決めます。
角度を45°にします。
line tool(鉛筆のアイコン)を選択し、写真のように線を引きます。
余計なものを削除します。
もう片方も同様に斜めに切ります。(この木材はもう片方も切る必要はないですが、写真では切ってしまったため、このままいきます)
これをコピーして4つにします。
それぞれをRotateツールで45°回転させます。
これらを移動させるのですが、まずは片方のエッジにつけます。
それからもう片方のエッジにつくendpointを選択して、エッジまで移動させます。
もう3つも同様にします。
長さを表示させるためにTools -> Dimensionsを選択します。
長さを測ります。これで完成です。完成品(skpファイル)
土台設計図 の上から正面と左右から見た行灯を描き、支柱が入りそうな場所に適当に書きこんでいきます。
書き込んだ支柱を元に、先ほど作った土台設計図の上に支柱を適当に立てていきます。この段階ではまだ位置や接点は適当で構いません。とにかく置いてみることが重要です。
全体のバランスや安定感、作りやすさを考えながら、長さや位置を調節していきます。木材同士がピッタリ接するように角度も調整します。
位置は電飾のために少しだけ内側に配置すると良いと思います。
強度を増すために、写真の赤い木材のように斜めに補強を入れていきます。
補強は惜しまないほうがいいです。置けるところはすべて置くくらいの気持ちで。できるだけ三角形を作りましょう。
Dimensionsツールを使って長さを測っていきます。
長さを求めたら、木材発注量を計算を利用してカットの組み合わせと発注量を求めます。
木材に名前を付けると初日の作業がスムーズにいきます。
CGを作っておくと楽になります。特に作業開始最初の二日間のスピードが段違いです。
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