2013/08/11 (Last Update: 2015/04/04) 編集履歴
紙貼の役割は針金の線のみだった行灯を面にしていくことです。
紙貼は普通大勢で一斉にやるものなので、基本的には誰でもできます。
しかしただ貼ればいいというわけではありません。紙にシワが入ってはいけないし、紙が重なってもいけないし、紙を無駄にしてはいけないし……と、多くの気をつけるべきことがあります。
また、さらにレベルをあげるためにはその針金を作った人の気持ちを読む事が必要になってきます。
針金ですべての曲面を完全に表現できるわけがないので、それを紙貼が補わなくてはいけません。
針金を作った人がどんな形状にしたかったかを意識して貼りましょう。
道具は以上の3~5つです。
ボンドは速乾を使ったほうが後悔しません。効果の程はわかりません。
カッターよりカッターの刃のほうが安いのでおすすめです。ただし取り扱いには気をつけましょう。
紙コップはボンドを入れておく容器です。
霧吹きは紙をぴんと張るために使うものですが、ここでは非推奨です。詳しくは貼り方の節で説明します。
※ボンドがこびりついたカッターの刃を復活させる方法 誰かいい方法を知っていたら教えてください
針金では足りない膨らみを、紙貼りで表現することもできます。
(TODO)
※全くわかりません。誰か教えてください。
短時間で終わらせるためには紙を貼る順番も少しだけ考えましょう。
区間に紙を貼るにはその隣りの区間が完全に乾いていなければいけません。この乾くまでの時間が後半時間がなくて追い込まれているときにすごく重くなってきます。
また、下の方から貼り始めてしまうと、上の方を貼るときに足で破いてしまうことがあるので、上から貼りましょう。
紙貼は地味で面倒ですが、疎かにすると完成度が低く残念に見えてしまうので丁寧にやりましょう。
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色を塗ると紙が張るので霧吹きはいらないと思います
色が入らなくなる可能性があります
コメントありがとうございます!
色が入らなくなることを追記し、霧吹きを非推奨にしました。
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色が入らなくなるってどういことですか?
ご存知のようにねぶたでは北高行灯と違って紙を張ったあとから色を塗るのですが、そのときに色が上手くのらないということなのではないかなと思います。このあたり自分で実際に比べてみたことがないのでどうなのかわかりません (でも水彩画では水張りとかしますよね…)。
北高のように色を塗ったあとから紙を張る場合でも、霧吹きを使うと色が滲んでしまったり落ちてしまったりすることが使っている絵の具の種類によってはあるのではないかと思います。
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なるほど…!
ありがとうございます!
スクールガッシュは乾くと耐水性なので、今のところ色を塗って乾かした紙に霧吹きをしても色が落ちたり変わったり滲んだという経験はないですが、
紙を貼ったあとに色を塗るときはもしかしたら違うかもしれません!
去年後塗りしたクラスにもそこらへんを聞いてみたいと思います。