こんばんは、無責人ですよー。
三日間誰からも何のお便りもなかったので
企画倒れを懸念しておりましたのですけれども
それも杞憂に終わったようで何よりです。
というわけで第一回、「無責人の無責任な行灯相談所」いってみましょう!
えーっと・・・、なんか名前が本名くさいので
勝手にハンドルネームをつけますね。
それでは二年生のジョニーさんからのお便りです。
「2年×組の行灯責任者になりました。
やる気だけはバッチリありますが、技術がまったくありません。
1年のときは行灯において大きな仕事はしませんでした。
しかし、行灯に青春をかけたくなって、今回は責任者として頑張ろうと思っています。
クラスのみんなを困らせたくないので、
行灯準備が始まる前までに行灯のことについてしっかり勉強しておきたいな、と考えています。
やる気だけはあるので、金賞が取れる行灯の作り方を教えていただけませんか?」
はい。とても抽象的なんですけれども。
なんかこう・・・想像していたのとなんとなく違う・・・。
(何でも気軽に相談していいって言ったの誰かな?笑 by案内)
要するに「行灯責任者は何をやればいいんだこのやろう」
ということでですね、やっていきたいと思います。
で、一回に僕の書きたいことをだらだら書くと
長いし忘れちゃうでしょ?
ですのでこの質問には以下の四回に分けて答えていきたいと思います。
第一幕「構想編①」
第二幕「構想編②」
第三幕「組織編」
第四幕「実践編」
では第一幕。
行灯責任者のあなたは一体何をすればいいか。
まずは人脈作りですね。
当たり前ですが、行灯製作にはチームワークが必要です。
よって、あの人の名前を良く知らないとか、話したことないとかはまず論外です。
幸いにも、北高には「ほのぼの行事」というありがたい催し物がありますので(まさかなくなってないよね?)
そこでみんなと仲良くなっておきましょう。
理想は綱引きリーダーをして人を引っ張るということに慣れてしまうことですが
無理して綱引きリーダーになる必要はないです。
(ちなみに無責人はリーダーで頑張ってました。尊敬。by案内)
綱引きを通して、この人は行事を頑張る人なんだなとか
この人はちょっと問題がありそうだぞ
とか見極めておくといいかもしれません。
そんなこんなで人脈を増やしつつあなたは何を作るかを決めなくてはいけません。
これは三年生なら既に決めていなくてはなりませんよ(4月21日現在)
二年生なら五月中旬、一年生なら10日前には決めておいてほしいものです。
題材については代々の管理人さん達が色々と書いてくれていますので2007年オススメ題材、オススメ行灯題材集を見るといいでしょう。
(今年のは、某職人が書いてくれてることを期待してるので少々お待ちを。by案内)
そして仮にあなたは鬼が作りたいな、と思いました。
さて、次にあなたがしなければならないことは構図作りです。
この鬼をどう配置するか。
一体かそれとも二体置くか。
戦わせるか笑わせるのか。
見たことも無いような鬼を作ってみようかしら。
これはあなたの世界です。
クラス全員からアンケートをとって作る題材を決めるのは愚の骨頂です。
行灯製作において、民主主義は何の役にもたちません(かと言って他の人の意見を聞かないのも困り物ですが)。
あなたがリーダーシップをとらなければならないのです。
あなた一人で決めるか、行灯中心メンバー数人で決めるか。
そのどちらかがいいでしょう。
(一人で大まかに決めてから中心メンバーに提案してけば最高だと思う。by案内)
構図については、過去の作品を見てみると、何かひらめくものがあるかもしれません。
次にその構図を絵に興します。
Chickenさんが大変素敵な土台設計図を作ってくれましたので
そこに実際の比率で書いていくといいでしょう。
ただ、印刷の関係で縮尺は若干ズレますのでそこは定規で測って修正しておいてください。
(UP当初、Chickenさんではなくmuroさんとしてしました。訂正です。大変失礼致しました。案内)
このとき、前と後ろと横、そして上から見たものを描くといいでしょう。
これは非常に大事な作業なので納得のいくまで何度も作り直してください。
自分で絵の描けない不器用なあなたは、
絵の上手い人を口説いて行灯メンバーにあらかじめ組みこんでおくとよいでしょう。
あ、ねんどは作らなくていいです。あれは完全に趣味の領域ですから。
ただ、どうしても作りたいという物好きなあなたは
物理室に56thの「洛水の女神」像が、
生物室に僕が作ったできそこないの土塊がありますので
参考までに見ておくといいでしょう。
(作ったら、やる気が出るとか出ないとか。by案内)
何よりも大事なことは
あなたが作ろうとしているものを
真にあなたが理解し、イメージできているかということです。
これは行灯を作り、問題点が浮かび上がり、その対応に迫られたときに活きてきますので
真剣に自分の行灯と向き合ってください。
それでは、第一幕でわかったこと。
1)人脈をつくる
2)何を作りたいかを決める
3)構図を決める
4)構図を清書する
次は第二幕「構想編②」です。
そこでは支柱決めと針金の構想、そして計画作りに焦点を当てていきたいと思います。
それではみなさんまた会うときまで。
ごきげんようさようなら。