講評 |
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仕掛人
- まずこの行灯を見て目が釘付けになったのが妖狐の迫力と美しさ。妖狐の顔の針金がとても精密でなおかつ迫力があった。紙貼り・墨入れも非常に素晴らしかった。ちなみに、この針金を作っていたのは女の子らしいです。やはり近年、女子の針金職人のレベルは飛躍的に伸びていると思います(1-8の顔も女の子が作ったらしいですし)。この妖狐の薄紫色という絶妙なカラーが、夜光ったときに幻想的で魅力的な世界観を生んでいる。人の針金は上手いが、手(指)があまりにも細くて小さいために、やや電飾で苦戦していたのではと思われます。筆を持つという発想は今までになく、斬新だった。人の服の柄は美しいのだが、肌色と色が類似していたために夜光ったときにやや同化してしまっていたのが勿体無かった。この辺は盲点だったかもしれない。来年も期待しています。
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