クラス 55th3年2組
タイトル 明王討鬼~beat, them!!~
なし
紹介文
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講評
仕掛人
もしこの作品が違う時代に生まれていたら間違いなく何らかの賞を獲得していたでしょう。それくらい素晴らしかった。文系クラスとは思えないほど完成度が高い。文系というと、例年針金と電飾でやや弱い傾向があるが、これは理系クラスに全く引けを取っていない。それどころか優っているかもしれない。紙も塗り方にムラがなく、非常に良く透けていたので、電飾はたぶん3-1の次くらいに明るかったと思う。構図も、鬼が人の腕を掴み、人が鬼の頭を掴むという絡みが素晴らしい。本当に鬼と人が戦っているような躍動感がある。そしてこの行灯を見て一番感動したのが『この左手の剣の握り方』である。これほど力強く剣を握る手は見たことがない。ただ右足のかかとがないのが少し気になった。色に関しては、『服の柄』・『炎グラデーション』が素晴らしかった。文系とは思えないほど針金・電飾・配色・構図の完成度が高かった。