講評 |
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甲乙人
- これの責任者をやっていました。今までにない行灯を作ろうということで、西洋風の行灯にしました。
先生やOBからケンタウロスの体が細い・顔が小さいということを言われましたが、この行灯はこの大きさが最適で、無闇に大きくすると幻想的な雰囲気を壊してしまうんじゃないかと思います。結果として顔が大きかった1組に敗れてしまいましたが。 また、反省点としてはケンタウロスは後ろに傾けるのではなくて前に傾けるべきでした。そっちのほうが躍動感がでて、かつ観客からも見やすかったと思います。
余談ですが59thの年(2008年)のねぶたで京野和鴻さん作「覇邏王・ラムセス二世」というのがあって、このねぶたと似すぎているんじゃないかという批判があるのですが、これは全くの偶然です。私もびっくりしました。自分たちの構図を考えたときにはねぶたの下絵はまだ発表されていなかったはずなので、参考にしようがありません。むしろあっちが…笑(冗談です)
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無責人
- 全行灯の中で(3年生も含みます)一番度肝を抜かれたのがこの作品。
針金の精度と構図、そのストーリー性と斬新さ。 その点で過去に類を見ない成功を収めていると言えるでしょう。 とくに驚いたのが弓です。 近くで見てさらに驚愕したのがその精巧さ、創り込み具合がもう半端じゃない。 同じものを作れといわれても僕には絶対にできないでしょう。 また、左手の角度は鳥肌物でした。 顔の苦悶の表情も良いです。 ぜひ来年も行灯を作って、革命を起こしていただきたいです。
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