クラス 76th3年4組
タイトル 「相克」炎鬼と海武
銀賞
紹介文 平安の御代、欲深き者ども火を放ちて盗みをはたらき、その邪念つひに炎鬼となりて現れたり。都を焼き、堺の地までも侵さむと進みゆく。これを憂ひたまひし住吉の三神、身命を賭し人を護らんとする金剛のごとき志を持つ者に炎を鎮むる海の力を授けたまひけり。
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講評
甲乙人
この行灯はほぼすべて後塗りですかね?相当頑張ったんじゃないでしょうか?色や柄、着物の書き割りについてよくねぶたを研究されているなという印象を受けました。
ただ時間が足りなかったのか少し雑になってしまったのかなと思います。後塗りは工程の最後になり時間との勝負にもなるので、大事な部分は先に針金や紙貼りを終わらせて余裕を持って塗るということが必要になるのかなと思いました (言うのは簡単で実際やるのは難しいのですが……)。
構図としては、壁に頼らず古き良き2体行灯で攻めていたのが昔の人間としては好印象でした。
ミニ行灯も素晴らしかったです!ミニ行灯にかける時間があるなら本体の方を…と思いつつ、自分自身も2年時には真っ先にミニ行灯を作ったのでミニ行灯も楽しみだったりします。